まったくの偶然なわけだけど……

潤くんが先月のEnjoyで
「スゴイ」「面白かった」「半端じゃなくカッコ良かった」と
とにかく大絶賛の
三谷幸喜作・演出、戸田恵子の1人芝居「浪速バタフライ」

当然だいぶ前にチケットは手に入れていたわけで
潤くんが観た東京公演のあと地方回って
戸田さんも言ってたけど“ミヤコ蝶々の聖地”とも言える大阪公演に
行ってきたわけです。

まあ偶然にも
自分がヲタチックに想いを傾けまくってる遠い遠いひとと
おんなじものを共有して、おんなじことを感じる…っていうのは
なーぁんも無いよりは、嬉しかったりして。
観劇しながら「潤くんも観たんだ。。。!」と
どっか意識しながら、一場面一場面 観てたかも?!


今、潤くんと三谷作品となると
やっぱり「わが家の歴史」つながりなんですかね・・・?
実際、Enjoyによると会場で三谷さんと会って話したって。
「(ドラマの役が)良かったですよ」と言ってもらえて
恐縮しながら、原作者=三谷さんの感想を聞けて嬉しかったという潤くん。
(三谷さんは、いちいち現場に出てく作者じゃないのね~、
長い撮影期間だったのに初めて声をかけてもらった風の潤くん)


肝心の戸田さんの1人芝居!
休憩もはさまず、ほんとに出ずっぱり1人っきりの2時間。
当たり前だけど、舞台の上に彼女以外、見るひと見るものがないんだから
ほんとにごまかしようがないというか
舞台に立つひととして、微塵も怪しいところや危なげなところがあったら
成り立たないお芝居だと、
素人目にもちっとやそっとで出来る世界じゃないことがひしひしと。

戸田さん、歌手からスタートしたひとだから劇中、歌は歌える、
ダンスな動きも難なくこなし、
アンパンマン…いやいや、声優さんでもあるから
何色もの声音で役を演じ分け・・・
もちろん三谷座の役者さんだから笑いの間はウマいし・・・

昔から戸田さんの映像のお芝居から大好きだったけれど舞台女優としても、
ここで潤くんのコトバに乗っかるなら
・・・いやぁ格好いい!!


ひとつ偉そうに言うと。
ミヤコ蝶々というひと、かなりのドロドロな人間の表裏や善悪や清濁が
その人生にあったような印象というか、
あんな時代に芸の世界だけに生きた女性の奥のとこ、
・・・三谷脚本と小気味よすぎる戸田さんの芝居だと
綺麗にスパーっとしすぎて、そんな奥のとこが出てこなかったなーって。

まあ蝶々さんの人生が綺麗なばっかりでスパーっとしてたなら
勝手な決め付けの思い込みではありますが!^-^;;
















この短い数日で
 ミュージカル1本
 小劇場芝居1本
 映画2本

たまたまだけどそれぞれ両極端なものを鑑賞したことになり。


まずは大メジャー劇団・四季の「ウィキッド」
始めからステージ正面天井に、
客席に突き出すように煙吐くドラゴンがいたり
毎度の絢爛豪華なセットに、衣装に、
なにより今回の演目では主演2人の歌唱が
バッツグンに素晴らしく
アリアが終わるたびの拍手と
カーテンコールのヤンヤヤンヤの大盛り上がりもすごくて
「はあぁ、圧巻!すごかったぁ!」と
エンタメのプロのお仕事を堪能。。。。。

その翌日は若い友人の
小劇団のお芝居。
客席とひとつながりの板で演じられ
大道具は脚立や荷台やダンボール・・・・
如月小春が1972年に書いた芝居、
・・・まとめると、シュールで難解で狂気で
いかにも小劇場ってことなんだらうか。。。。。
この手のもの自分から求めないし、
この手の芝居素人の悲しさ、
正直、2時間少しのあいだ何度も時計を見てしまった。。。。。



きのうは1日の映画の日で
料金お安いついでに・・ってんで
斗真くんの「人間失格」と「アバター」をはしご。
これがちょうど先に観た舞台と同じパターンのような。。。。

人間失格は・・・・・・
ほんとに魅力的ビジュアルメンになってる斗真への好感と
洪水のようだった公開前宣伝に
「これは観とくべきなのか・・・?」と単純にチョイスしてのことだったけど
・・・・わたしは・・ハッキリつまらなかった・・-へー;
描かれてる場面全部に唐突感を持ってしまい
共感できるものなく
花びらや他にもあれこれ降らすのが好きな監督さんみたいだけど
それを綺麗とするなら、まあ映ってるのが斗真なんで
確かに綺麗だけど、それだけ。。。。。
まさに小劇団のお芝居のごとく
難解で狂気で、わたしのミーハー脳細胞では理解不能だったですー0-↓


そして
理由は違えどもやはり
「これは観とくべきなんだろうな・・・」ってんで「アバター」

ザッツ・ハリウッドなメジャー資本な超超大作で、
ここ何年か、わたしはそういう体の作品で
面白いと思えたものがなかったんだけど
これは・・・アバターは
文句なくハンパなく楽しめた!すごい映像!
ストーリーも新味ないようだけど
いつの時代にもつながる不変のテーマだし
すべてがまったくの創造物なのに
すぐに共感でき、スクリーンの世界に没入でき、
やっぱジェームズ・キャメロン、すっごいひとだーーー↑↑↑
(・・・ストーリーは使い古されたテーマだけど
ここっ!って勝負かかった命賭けの局面で潔く果敢に動くのが、
すべてオンナだったっていうのが、わたしにはツボで
そういう意味でもキャメロン、すごいそ!)


作る側だけがキモチいい(?)ようなものと
受け手がキモチよくなるよう作られたもの。

極端すぎるもの同時に観て
他人の“キモチいい”に出す銭はもったいない・・・と、
ブチブチ思った次第です。。。。。

















1週間前になるけど・・・
四季さんの「ウェストサイド〜」観劇。。。
ひことこで言うと、これぞミュージカル!!
「THAT’S MUSICAL♪♪」
四季の演目はここ数年のロングランのは
わりと観ていて・・・・
「美女と野獣」「ライオンキング」「コンタクト」
「アイーダ」「マンマミーア」「オペラ座の怪人」・・・
でも「ウェストサイド〜」って・・・
他のミュージカル何本ぶんもの威力があった気がする。
もちろん映画版はレンタルで観ていて
バーンスタインのナンバーもダンスも、見て聴いて知っていても
やっぱり舞台のものだと、実感。

四季さんのダンス、見事だった***
特に瞬きもできずに釘づけになったのはアニタ!(団こと葉)
名前からしたら元宝塚のかたかな・・・?
歌もダンスもエクセレント!!
また身長もあってボディーラインがプエルトリカンに
まったく違和感なしでパーフェクト!!
歌唱中心のマリア(笠松はる)は、また素晴らしく歌えるひとで
やっぱ四季の人材は凄いっ!

女優さんの実力が印象に残るものの
まず思うのは、これは男性のミュージカルということ。
主役3人は男だし、群舞も男性らが圧巻で。

リフ役が荒川 務で「ひょえ〜〜〜」でしたよ。
昭和のバリバリアイドルだったひと!!
確か新御三家と同じ時期だったかな・・・
40’S以上じゃないと通じない話だけど!(爆)
もうだいぶ前の「美女と野獣」で野獣役やってて
衝撃的に驚かされた記憶があり、今回まだ現役で
それも主役やってるのに、また驚かされたなぁ。
でも素晴らしいのは、「美女〜」の時
ちと危なっかしかった歌唱もダンスも
はるかにスキルアップしてたこと!!
アイドルの頃の歌はリアルに×だったし
ダンスもヒラヒラお手々ふる程度の振りだったから
そのあと想像を絶する努力をされたんだろうなと推察。
夏木マリ姐御の男性版だな。。。

偶然だけど、1000回記念・特別カーテンコール5日間の
初日に当たっていて、ダイジェストのようにアンコールダンス
やってくれてお得でした。
ヤンヤヤンヤのカーテンコール、7〜8回はあったな・・
サクラ満開の京都、劇場は熱かった!!!
「オペラ座・・・」なわけだから
やはりアリア、アリアのミュージカルだった・・・
もちろんキャストも芸大・国立の歌科出身の
歌えるかたばかりで、個々の歌唱は
なかなかだったと思うけれど
わたしは、消化不良気味??=ダンスが少なすぎ感***
かなりのダンス好きゆえ、
あの四季の迫力の群舞が観たかった!
ゆえに「アイーダ」やら「マンマミーア」にはあった
観劇後の高揚感は少なかった「オペラ座」でした。

そんなわたしに「お、ラッキーVVV」ごと!
家からすぐ近くの駅ビルにあるミニシアターで、
すごく観たかったのにロードショー上映中は
観のがしてたダンス映画「ステップアップ」が
かかってるので、夕方 観てくるつもり。
ダンス細胞が少しは満たされる!?

そんで、明後日は・・「生・嵐MENZ」がガシガシ
踊ってくれるはず〜〜〜IN大阪城H!!
嵐だからって台風まで近づいてるようで・・・
おととい発売のアルバムも良作・佳作ぞろいで
家にいる時はヘビーローテ♪♪
なんせライブまでが3日というタイトさ。
SMAPでの"札幌"状態を体感できたという・・・

さあさあ、美しくキラキラ光るBOYZ&MENZ
綺麗な汗を飛ばし踊って踊って
潤いカスカスの(?)オバを
癒し救ってくれー〜−〜